近所を散歩してたら、駅前で後ろ髪を伸ばしたヤンキー風貌の男(×2)が電車から降りてくる恐らく高校の時の後輩の子らに声を掛けてました。
「原チャリ買わねえか?」
「おれの先輩の知り合いに林さんてバイク屋やってる人がいっから」
「ちゃんと動くかどうかわかんねえけど、その分安くすっから」
「西校の川村っていんじゃん?あいつに会ったら電話に出れって言っとけよ」
「オマエも高校卒業したら働けよ」
「俺?今おっパブの運転手やってる」
「や、ホントは建築業やってる」
「手取りで○○万だもんな」
「あーマジェスタ欲しいな」
「女紹介しろよ」
「さっき連れてた女可愛いな。セフレか?」
「でもヤッただろ?」
話をよく聞いてみると、ヤンキー君と林さんの間に面識は無いらしく、それにも関わらずジャンク品の原付を売りつけようとしている。ノークレームノーリターンで。あと後輩くんと川村くんの間にも面識は無いようです。あとおっパブに運転手なんか聞いたことないからヤンキー君多分風俗行ったこと無いな。あともの凄い大声で自分の月給を暴露するヤンキー君は凄いと思いました。

FUJI ROCK FESTIVAL 2010 かんそう

RSRでもRIJでもサマソニでもなく今更フジの感想です。

キセル(天):
ヘブン着いたら最後の2曲だった。いい感じです。

ヒカシュー(橙):
基本的な曲の構造は同じなんだけど、テルミンを操る劇団ひとりが怪しくて良かった。

iLL(天):
もっと打ち込み主体かと思ってたらバンドサウンドだった。こっちの方がいい。ただこういうスタイルだとうっかり「ユメギワの〜」って歌ってしまいそうな感じではあるけど。

GRAPEVINE(白):
ホワイトに着いた時は既に終盤で有名曲はやってしまわれた模様。ドクターストレンジラブ(?)の人が唄ってた。なんだこりゃ。

MIIKE SNOW(赤):
animalsしか知らなくて何人組かもわからない状態で行った。でもすげえ楽しかった。多人数の踊れるバンドサウンドってのは無条件に楽しいね。でも何人組かは結局わからなかった。

MUTEMATH(緑):
ごめんあんまり記憶に無い。

BROKEN BELLS(赤):
2曲くらい聴いたかな。ごめんでもあんまり記憶に無い。

TAYLOR HAWKINS(天):
デイブさんが飛び入ると友達が断言するので。曲はオーソドックスなハードロックでヘブンぽくはないけど良かった。そしてデイブさん飛び入り。恐ろしいことに友達は唄う曲まで的中させてた。デイブは太ったなあという印象。

BROKEN SOCIAL SCENE(赤):
金曜のお目当て。06年のフジ以来ですおれが観るのは。最前列キーボード側(Lisa様側)を確保して待つ。そしてメンバー登場!でもLisa様の姿は無し。1曲目のWorld Sickの出だしのリズムが若干モタついてるかなあと思ったところにLisa様降臨!!でもすぐ引っ込む!ここらへんの寸止め感がLisa様の持ち味だよね。そしてついに7/4でコーラスに参加!ああたまんねえよ!06年フジの出だしのShampoo Suicideの時から不安そうに唄うLisa様にやられっぱなしですから。All To All、Anthems For A Seventeen Year-old GirlといったLisa様タイムを経てアンコールはKC!!!最近のセトリ見るとあんまりやってなかったからスッゲエ嬉しかった!!心残りはIbiをやらなかった事くらいか。来年あたり単独やるのかな?

MUSE(緑):
当たり前だけどもう完全にスタジアムバンドの風格で何故今までトリじゃなかったのかってくらいの格なのに、何故にドラムの人が銀色の全身タイツ?そこいらへんがMUSEたる所以ですかね。

MADPROFESSOR(赤):
教授はダブダブですなあ。ジャクソン5の曲をダブ処理してました。

RUSKO(赤):
おれは凄くダブステップが好きで、楽しみにしてた。要所要所は凄いよかったけど、やっぱり単調になってしまう部分があるのは仕方ないよね…

TRICERATOPS(赤):
溜めて溜めてのラズベリーにヤられた。でもメンバー紹介で時間とり過ぎだぜ。もう一曲やれたはず。

JOHN BUTLER TRIO(緑):
一曲目におれが一番好きなUsed To Get Highをやらないという肩透かしっぷり。単独に行けってことか(;´Д`) それでもOceanで手で顔を覆い隠すくらい泣いてしまいましたよ。

THIRD EYE BLIND(白):
正統派オルタナティブロックだなー。ボーカルがアホで憎めない感じが素敵。蝉みたいなキラーチューン持ってるバンドは強いよね。客が少なかったのは寂しいけど。

JAMIE CULLUM(緑):
アバロンで飯食ってたら間に合わなかった。High&Dryが少し聴けただけ。

JOHN FOGERTY(緑):
雨を見たかいしか知らないんだけど、それ以外の曲もすっげえ良かった。声出てるし演奏上手いしスゲエ65歳。プリティーウーマンてこの人の曲?って錯覚した人多数。

FISHBONE(赤):
雨が酷くてレッドに避難する人多数で困った(;´Д`) ガシガシ踊れなかったけどもやっぱりグラウンドゼロは盛り上がりますなあ。

ROXY MUSIC(緑):
モリー臨戦体制の為準備しに戻ったら丁度More Than Thisやってた。

FLOGGING MOLLY(赤):
なんかもう客が凄すぎでちょっと怖かった。開始前から異様な雰囲気。どこに逃げてもモッシュからは逃れられない。最後はヤケクソでモッシュしてた。

OCEAN COLOR SCENE(緑):
オッサンの風格(笑)。要所要所を有名曲で締める感じで。

難波章浩(白):
Stay Goldのみを聴きに行った。やっぱりStay Goldは良いすなあ。この曲だけモッシュへ。

DONOVAN FRANKENREITER(緑):
この時間帯に聴くDONOVANが悪いわけがない。当然のことながらのグッドミュージック。

VAMPIRE WEEKEND(緑):
ごめんあんまり記憶に無い。多分酔ってた。

FOALS(白):
すげえ人の多さ。こんなに人気あったのか。日曜ホワイトらしい感じが素敵。LCDもそうだけど、外人で打楽器好きだよなー。バンドメンバー全員で打楽器を叩くってシーン、日本のバンドではあんまりみられないよね。

LCD SOUNDSYSTEM(白):
Hot Chipを泣く泣く諦めて大正解(だと思ってる)。もう見れないっていうのもあるかもしれないけど、あのグルーヴの渦は凄かった。夕方から夜になるっていうあの時間帯が生み出す感じも相まってたまんなかったね。

ATOMS FOR PEACE(緑):
音は素晴らしい。Radioheadよりも好きかもしれない。ていうかトムのアコースティックコーナーいらない。変に期待しちゃうから。フリーのベースに合わせて踊るトムがカッコ良かった。服装はダサかった。ちょwwwwwおまwwwwそのヘアバンドwwwwwって感じ。

MOE.(天):
あああ上手えなあああって聴いてたけど、疲れてたのでイマイチ乗り切れず。ごめんなさい。

菊地ダブ(橙):
ナルタソはハゲカッコいい!!相変わらずのプレイヤビリティの高さ。一昨年とセットリストが全く変わっていない事を後で知る。

SCISSOR SISTERS(緑):
すまない、ホモ以外は帰ってくれないか!
だと思っていて前に行く事を躊躇していたのだが、友達から「モッシュピット開いてるからケツ洗ってワセリン持っていらっしゃい^^」と誘われたので赴く。去年のJaxxもそうだったようにクロージングは楽しく笑って踊れるのがいいよね。楽しくないわけがない。みんな笑顔。ジェイクは歌上手いしアナはダンスが上手いしエンターテイメントとして完璧だわね。普通ライブ観に行く時はいつあの曲やるかな?って思いを馳せるはずなんだけど、 SCISSOR SISTERSの場合はジェイクがいつ脱ぐかな?って方にウエイトがあったのでは(笑)。

総括:
今年は豪華メンツだったから当然楽しかったけど、あの天候だけはどうにかならんかなあ。降水確率10%でもあんなに降るんだから天気予報なんてまるであてにならないね。

高校生の頃、『もしこの陰毛が広末涼子のものだという可能性があった時にその確率が何%だったら口に入れる?』という問いに「100%でなければ無理」と答えた森岡と「わずかでも可能性があるならば何%でもOK」と答えたおれの2人だけがその仲間内で未だ結婚してないんだよね…

仕事帰りにいつものレンタル屋でAVを借りようと思って寄ったら、1本50円セールってのをやってて、ウハーこりゃスゲエやって事になり喜んでAVコーナーに行ったんだけど、セール中ってこともあってかなりの数が貸し出し中だった。
それでも自分のお気に入りを選ぶ作業(別名:嫁探し)に没頭していたら隣で同じように嫁探しに没頭していた還暦はゆうに過ぎている爺さんが突然おれの方を向いて、「兄ちゃん、このシリーズ面白いぞ!見た方がいいぞ!」と人妻湯けむりなんたらとかいうAVを指差しながら大声で話掛けてきた。おれは一瞬何がなんだかわからなくなって「あっ…はい…?」という適当な返事をしたら、爺さんは「兄ちゃんのオススメは何だい??」と笑顔でおれに訊いてくるではありませんか!
御存知の通りレンタルビデオ屋のAVコーナーというのは男達の狩場であって、私語なんてものはほとんど許されないのですよ。にもかかわらず爺さんは一気に間合いを詰めてきた。周りの客もハンティングに集中しているフリをしておれ達の会話に耳を傾けているのが手に取るようにわかる。なんなんだこの四面楚歌は。
爺さんはいきなり赤の他人であるおれに対して性癖を晒した。そしておれにも性癖を晒せと強要してくる。AVを見始めてから15年以上経っているがこんな緊張感のある狩場は初めてだ。もしかしたらこれは神様が与えた試練なのかもしれない。確かにおれは最近、AVに対して真剣に向き合ってなかった。それは認める。でもそうだったとすればおれは神様に言いたい。余計なお世話だと。一刻も早くここから立ち去りたい。初夏なのに湯豆腐を食べて温まりたいくらいの気持ちになっている。
「…わかりました」おれは腹を決めた。棚から適当なAVを掴んで爺さんに見せてお茶を濁そう。それでいいんだ。優先すべき事柄はとりあえずここから逃げる事だ。そう心に決めて爺さんに適当なAVを勧めた。「じゃあ、これなんかどうですか?」爺さんがパッケージを見て、その後おれの目を見て言った。
「おっぱい小さいねえ…」
何故否定されなきゃいけないの!!おれは爺さんのソムリエじゃない。あと、おれが貧乳フェチだという間違った情報も周りに伝わってるから!謝って!色々謝って!各方面にとにかく謝って!
「でも、とりあえず借りてみるよ。ありがとね」と言っておれが勧めたAVを手にして爺さんはレジへ向かっていった。終わった…物凄い疲労感だけが残った。同じ日の同じ時間帯に借りてるから次来た時も会う確率が高いな…前日に返しに来ようと思いながら再びハンティングへと戻るのでした。爺さんマジ怖い。